時間と空間(2014年)講義録

 2014年度前期の琉球大学における講義「時間と空間」の講義録です。

 シラバス

昨年度の講義録

 1回の講義(水曜日2限)ごとにその日の内容をまとめて夜に更新します。

 赤字で書かれているのは授業中などに追加したコメントなどです。青字は学生からの質問など。その日の授業の最後には感想や質問を書いてもらいますが、その内容およびそれに対する解答を各日の講義録の最後につけます。

「時間と空間」というこの講義のタイトルは、ずいぶん大仰で、難しげに聞こえますが、

「人類の宇宙観はどう進歩したか?」/「生物の大きさはどうして決まる?」/「時間はなぜ未来へ流れる?」/「相対性理論とは何か?」/「タイムマシンができない理由は何か?」

などなど、「時間と空間」をキーワードにして、いろんなことを取り上げていきたいと思います。基本的には文系主体の授業ですので、数式の使用は避け、図やアニメーションなどによって説明していくつもりです。「水曜の午前中は面白い物理の話を聞きに行こう」という程度の気楽な感じで授業に参加し、遠慮なく疑問をぶつけてくれたらよろしいかと思います。

授業の進め方

 授業は、次のように進めていきます。

**前回の授業のレポート等に関する寸評(初回はなし)

 前の週の講義で出してもらった小レポートに関して、面白かった内容の紹介などを行い、質問などがあった場合はこの時間で答えます。最終回(第15講)の授業に対する寸評とレポート返却は、試験時間に行いますが、(なんせ試験期間なので)忙しいからいいや、という人はこなくてもかまいません。

↑という予定でしたが、試験日に出張が入ってしまったため、試験日の返却は行いません。返却して欲しい人は前野の部屋(理学部307号室)まできてください。

**授業

 内容はほぼプリントにありますので、板書は補足する図などのみを書きます。ノートなどを取る必要はありません。集中して聞いて、わからないときは遠慮なく質問してください。

**小レポート&感想

 最後の10~15分ぐらいの時間を使って、みなさんにその日の授業の内容に関する小レポートを書いて提出してもらいます。このレポートは出席チェックを兼ねています。ホームページ(予定はないですがこの講義が書籍化された時にはその本にも)に載る可能性がありますので注意してください(個人名を載せることはありません)。

次の表にあるような5段階評価とします。平均点で60点以上で単位が出ますので、コンスタントにCを取っていれば落ちることはありません。

Sとっても素晴らしい!!150点
Aよくできてます。100点
Bまぁまぁ普通かな。80点
Cもうちょっと考えましょう。60点
Fこれじゃ出さない方がましだね。0点

ただし、SとFはあまり出ないと思われます。

ホームページ

 ここで講義の内容、講義中に出た質問の他、みなさんのレポート・感想の中身を公開します(全てではありません)。

成績評価

試験はしません。15回の講義の小レポートの平均を取り、

A:90点以上
B:80点以上90点未満
C:70点以上80点未満
D:60点以上70点未満
F:60点未満

として成績を出します。平均点が60点未満だったり、特別な理由なく3分の1以上欠席(あるいは出席してもレポート未提出)な人は不合格とさせていただきます。やむを得ぬ事情で欠席したという人は、欠席した日の講義の内容についてのレポートを提出してもらえば考慮いたしますので相談に来てください。

授業内容

第1講 空間的距離の測定法
第2講 地球中心から太陽中心へ
第3講 静止しているのは誰?
第4講 万有引力は世界を回す
第5講 空間反転---「鏡の国」は何が違うか
第6講 物体・生物のスケール---“大きさ”を決定するものは何か?
第7講 相対性理論---新しい時間と空間の概念(その1)
第8講 相対性理論---新しい時間と空間の概念(その2)
第9講 2次元、4次元---次元の違う世界の話
第10講 重力と「時間と空間」---リンゴはなぜ落下するのか
第11講 タイムマシンはできますか?
第12講 時間はなぜ未来へ“流れる”か
第13講 ミクロな世界と量子力学
第14講  ヒッグス粒子と質量の謎