深水・田原研究室

教員名教員研究室備考(実験室など)
深水(ふかみ) 孝則(たかのり)共1-409共1-408・共1-410
田原(たはら) 周太(しゅうた)理202理学部別館(大学院棟)109A
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専門・研究方法

誘電体、構造不規則系(液体、ガラス、超イオン導電体など)に関する実験研究

現在の研究テーマ

強誘電体及びプロトン伝導体結晶の相転移に関する研究
超イオン導電メルトや溶融塩混合系の構造とイオン伝導に関する研究

卒業研究

これまでの研究テーマ

使用テキスト等

「物質構造と誘電体入門」高重正明著
「固体物理」作道恒太郎著
「固体の高イオン伝導―電気化学的エネルギー変換・センサーへの基礎」斎藤 安俊/丸山 俊夫 (編訳) など

研究室紹介

 本研究室では強誘電体や構造不規則系の構造と物性について、実験的な研究を行なっています。
 実験室内では,熱量測定,誘電率,電気伝導度,超音波吸収,X線構造解析,電子スピン共鳴等の実験ができます。これらの手法を使って、誘電体結晶やプロトン伝導体の相転移機構の解明、超イオン導電メルトや溶融塩混合系のイオン伝導機構の解明を目指しています。
 液体物質に関しては、イオンが自由に動きまわりますので、結晶のような長距離の原子配列はありませんが、短距離あるいは中距離の構造は存在します。これを測定するために、これまで大型放射光施設SPring-8(兵庫県)における高エネルギーX線回折実験や日本原子力研究開発機構(東海村)における中性子回折実験による構造測定を行ってきました。そこで得られた実験結果にreverse Monte Carlo構造モデリングを適用し、コンピュータによる構造モデルの導出・解析などを行っています。今後も実験室での実験に加えて、SPring-8や大強度陽子加速器施設J-PARCにおける出張実験も予定しています。

  

学生への一言・他 

(深水より)自分のやりたいことを見つけて,大学での時間を無駄に過ごさないように心がけてほしい。
(田原より)メリハリのある充実した学生生活が送れると良いですね。物理をより身近なものとして感じたい人は、ぜひ一緒に実験研究をしてみませんか?

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Last-modified: 2011-06-21 (火) 13:49:24 (4690d)