石嶺小での出前実験20080724

世界最強磁石を体験 †

ネオジム磁石は、現在作られている磁石の中では最強の磁力を持ちます。

↑クリップをつけてみました。

↑銅管の中に磁石を落とすと、あら不思議。ゆっくりと落ちていきます。「UFOみたいできも〜〜〜い」という声が。

↑トマトのやじろべえに磁石を近づけると、なんとトマトが磁石から逃げるのです。これはトマトがふくんでいる水分の「反磁性」という磁石から遠ざかる性質のためです。磁石は鉄をくっつけるけど、水は反発するのです。もっとも、この反磁性はよほど強力な磁石でないとわかりません。

磁性流体 †

磁性流体とは、液体なのに磁力に反応して、砂鉄のように磁力線の方向に並ぶものです。

「さて、磁石を近づけるとどうなるかな？？」

磁石の上の液体に「とげ」が生えてきます。。。

IHヒータとアルミホイル †

IHヒータの上にリング状にしたアルミホイルを載せると、、、、

こんなふうに踊ります。これは、IHヒータが磁場を使って鍋に熱を加えているから。磁場によってアルミホイルに電流が流れ、アルミホイルが電磁石になることで飛んでいくのです。

写真をよく見てください。前野先生が左手に持っているのはコイルです。このコイルには発光ダイオードがつながっていますが、IHヒータのスイッチを入れると、磁場が発生した時に発光します。

（注意：この実験をする時は、アルミホイルを決して押さえないこと！！。急激に熱くなってやけどします。あるいは、燃えます！！）