2008年9月9日、普天間高校において出前講座を行いました。この講座は、液体窒素と磁石のいろいろな性質について実験を実演した後、実際に高校生の皆さんに実験を自由にやってもらいました。

(前野、眞榮平、辺土、與儀)

実験の実演

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↑場所は普天間高校の物理教室。まずは自己紹介と琉大物理系の紹介

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↑今回は、普天間高校卒業生で、現在物理系1年生の二人に、助手としてついてきてもらいました。

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↑液体窒素がぶくぶくぶく。何やら怪しげな実験が始まりそうな雰囲気。

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↑液体窒素となれば、やはり花を凍らせるのが定番。

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↑銅管の中に磁石を落とす。ゆ〜〜〜〜くりと落ちます。「タネはなんですか?」と聞かれましたが、手品じゃないのでタネはありません。単なる物理現象です。

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↑超伝導について説明中。

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↑超伝導を利用した磁気浮上リニアモーターカー。

当日撮ったビデオファイルがこれです。普天間小学校での小学生の反応がこっちのファイル(この方がリニアモーターカーの様子が分かりやすい)なので、高校生の反応と小学生の反応を比べてみてもいいかも。

実際に実験してもらいました

見ているだけではつまらない。自分でやってみましょう。

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↑液体窒素で、いろんなものを凍らせる。いろいろ試してくれました。

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↑風船に空気を入れて液体窒素で冷やす。空気が気体になって、こんなに体積が減ります。

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↑ネオジム磁石の強力さを、自分の“手”で実感する!

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↑銅管内に磁石を落とす実験。実際にやりながらまた説明を。この後、この銅管を液体窒素で冷やしてから同じ実験をしました。するとどうなるかな???

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↑超伝導リニアモーターカー。実際に触れてみると「磁力線」の存在を感じることができます。

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↑家庭用IHヒータの原理の説明。ここにも、磁場の力が使われているのです。

出前講座を終えて

アンケートをとっていただきました。

  • 液体窒素の指をつっこんでも一瞬なら大丈夫なのにびっくりした。
  • 超伝導が楽しかった。
  • 見た事もない実験が見れてためになった。
  • 物理に興味が湧いた。
  • 物理に対するイメージが変わった。
  • いろいろな実験を見ることができたのはもちろん、どうしてそうなるかが聞けて良かった。
  • 先生一人一人がとてもていねいに教えてくれて、とてもわかりやすかったです。
  • 物理の授業で習った電磁誘導、磁力線、電気抵抗などを実際に見れたので、とても楽しかったです。

などなど、いろんな感想がありましたが、「物理って難しそうに思っていたけど楽しかった」という声がたくさんあって、私たちもとても感激しました。


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Last-modified: 2008-09-19 (金) 13:21:22 (5691d)