日時 | 8月23日(日)13:30〜17:00 |
場所 | 琉球大学理学部理系複合棟(→理系複合棟の地図を参照) |
受講料 | 無料 |
受講対象者 | 高校生、高校教員が主ですが、物理に興味のある方ならどなたでも受講歓迎致します。 |
申し込み | この申し込みフォーム?からどうぞ。maeno@sci.u-ryukyu.ac.jpまでメール、または098-895-8524まで電話でもかまいません。 |
2008年、ノーベル物理学賞を日本人3人が受賞したことを記念して、ノーベル物理学賞に関連する現代物理を、講演と実験、シミュレーションなどで楽しんでもらいたいと思います。
原子核を構成する「中性子」は1932年英国人チャドウィック卿により発見され、ノーベル賞が授与されました。中性子の“波動”としての性質を利用した中性子物理学が、その後大いに発展していくことになります。講演では、中性子を用いて物質のミクロな構造がどのように決定されるかを紹介します。
1908年、オランダのカマリン・オネスが、当時永久ガスと考えられていた「ヘリウム」の液化に世界で初めて成功し、その後、極低温での研究が大きく飛躍していくことになります。その功績を称えて、1913年、ノーベル賞が授与されました。講演では、極低温世界で起こる不思議な現象や、琉球大学での極低温研究について詳しくお話ししたいと思います。
2008年のノーベル物理学賞に輝いた南部・小林・益川の3先生の業績は、素粒子物理における対称性の破れについてでした。素粒子物理ではでおんな対称性があって、その破れはいったいどういう重要性があるのでしょうか?? 対称性をキーワードにして素粒子物理の魅力を語りたいと思います。
日程・距離等の理由でこの公開講座に参加できない高等学校の方、御相談いただけば出前での講座・公開実験などに応じますので、下記連絡先まで御連絡ください。