2019年度琉球大学理学部物質地球科学科物理系公開講座


物理の魅力を教えます2019

 大学で研究されている最先端の物理を含む、生き生きとした物理学の世界に触れる機会を提供したいと思いますので、物理が好きな人も得意でない人も、是非不思議体験をしにきてください。



日時8月4日(日)13:00〜17:00
場所琉球大学理学部理系複合棟(→理系複合棟の地図を参照)
受講料無料
受講対象者中学生・高校生が主ですが、物理に興味のある方ならどなたでも受講歓迎致します。
申込申し込みなしの当日参加可能です。


琉球大学理学部物質地球科学科物理系
前野昌弘(maeno@sci.u-ryukyu.ac.jp)
098-895-8524
 

講演

「レントゲン」〜第1回ノーベル物理学賞 受賞者の物語〜

13:00〜13:45

皆さんは「X線」と聞いて何を思い浮かべますか? おそらく、肺の写真を撮影するレントゲン写真が最初に思い浮かぶかもしれません。 X線は医学的な利用はもちろんのこと、物理学の発展にも大きく関わってきました。 そんな「X線」は1895年にレントゲン博士によって発見され、 彼はその功績により1901年に第1回ノーベル物理学賞を受賞しました。 この講演では、彼の生い立ちからX線を発見するまで、また発見後も含めて、 彼の人生について、学習伝記漫画の監修者の視点から、皆さんにご紹介したいと思います。

「ブラックホールが見えてきた!」

重力波や電波による最近の新しい観測から,本来は見えないはずのブラックホールの様子がわかるようになってきました。見えないブラックホールをどのようにして観測するのか,それからどんなことが分かるのか,そもそもブラックホールとは何なのか,などについて分かりやすく解説します。

実験など

14:30〜17:00

ビスマスの結晶成長

身の回りの製品の中には、使用される材料が奇麗な結晶でできているものがあります。単金属のビスマス(Bi)を用いて、簡単に結晶育成することを体験します。

ランダム系物質の実験

液体やアモルファスなど結晶にはない特徴をもつ物質の性質を体験します。

スローモーションで見える物理

最近のスマホ、タブレットには高速撮影機能がついているものがあります。いろんな物理現象を高速撮影してスローモーションで見てみると、意外な発見がそこにあるかも。

その他、物理を使ったおもちゃもたくさん。

日程・距離等の理由でこの公開講座に参加できない高等学校の方、御相談いただけば出前での講座・公開実験などに応じますので、上記連絡先まで御連絡ください。

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