磁性体研究室

教官名教官研究室備考(実験室など)
矢ヶ崎(やがさき) 克馬(かつま)理202極低温センター
仲間(なかま) 隆男(たかお)理201
辺土(へど) 正人(まさと)複506

専門・研究方法

固体物性. 磁性・輸送現象の測定による実験的方法.

現在の研究テーマ

強磁場,高圧および高温等の極限環境における金属系の輸送特性および磁性等の物性研究

卒業研究

これまでの研究テーマ

使用テキスト等

・近角聡信著「強磁性体の物理」,キッテル著「固体物理入門」,ザイマン著「固体物理の基礎」等.

研究室紹介

本研究室では,希土類(ランタナイド)や遷移金属(鉄族元素)の金属間化合物(金属元素同士の化合物)の物性を電気的,磁気的及び熱的実験手段を用いて研究している.希土類は、原子の深いところに位置する磁性を担う4f電子を持ち,これらの4f電子同士およびf電子と伝導電子の相互作用により,様々な興味深い物性が織りなされる(磁性体,強相関伝導系物質,重い電子系物質,Kondo物質,超伝導体など).研究室及び実験室は理学部と極低温センター内にあり,試料を作成し,液体ヘリウム温度領域(1.5K-)から高温(1300Kまで)の温度範囲で,17Tまでの強磁場(超伝導磁石、電磁石による)および2GPa(大気圧の2万倍,1平方センチあたり20トンの重さ)までの高圧力を加えて測定を行っている.2004年1月現在,本研究室には大学院後期(博士)課程学生2名,前期(修士)課程学生2名及び卒研生4名が所属している.   

  

学生への一言・他 

健全な文化としての学問が、人格の尊厳に基づく教育が、大学においてできなくなる恐れがある時代になってきました。学生諸君には以下のような自覚と、自己の人格形成の諸要素を磨く心構えを持っていただくことが、健全な大學・平和な民主的市民社会を維持するためにとても大事なこととなっています。

(1)憲法にうたわれている主権者としての自覚と素養を身につける。

(2)自分を大切にし、他人を大切にする精神(個人の尊厳)と同時に民主的な知識・ルール、平和の精神を培う。

(3)科学的知識(真理)と道理に基づいた知識の両者がとても大切です。

(4)知的営み=生涯を通じて人生を豊かにする力=の方法を身につけることが個として尊重されるべき諸君に大切です。

1.好奇心(何だろう?なぜだろう!)、感受性(周囲の事象に興味を示すこと。面白い!楽しい!大切だ!と心が動いて感じること)を磨くこと。

2.周囲のものをちゃんと見る力、観察する力を養う。

3.心躍らせて学習できること。(学習が楽しい!ああ、そうだったのか!と知ったことが嬉しく感じる。)

4.真理(物事の法則性、必然性)を理解すること。

5.考える力、判断する力、批判できる力、決断する力を磨くこと、その方法を身につけること。

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