*◆「地球下部マントル物質の構造と物理的性質」(高温高圧下での測定と解釈) [#b58e247e] ''受講対象者:'' 3,4年次および大学院生 ''日程:'' 8/10(月)-8/13(木) 時間割は物理事務室掲示板で確認すること ''講師:'' 熊本大学理学部教授 吉朝 郎 ''講演:'' -タイトル:「地球下部マントルの電気伝導機構と温度構造」 -日時: 8月 11日 5時限 -要旨: >地球下部マントルの高い電気伝導度・断熱性やダイナミックな活動を説明するために多くの研究が行われている。ペロブスカイト型や岩塩型化合物では高温域で急激な伝導度の上昇が知られ、相転移などと関連付けた議論がなされている。高温高圧下での結晶合成、その場観察実験、局所構造分析、結晶構造解析、高圧下での物性測定等、最新の成果を基にアナログ物質を含めた共通の超イオン伝導特性や物理的性質を比較議論し、高い電気伝導度を有する下部マントルの伝導機構と温度構造の解釈、地球のダイナミックな活動を考える。 *◆「重い電子系の磁性と超伝導」 [#b58e247e] ''受講対象者:'' 4年次および大学院生 ''日程:'' 6/25(水)-6/30(火) 時間割は物理事務室掲示板で確認すること ''講師:'' 名古屋大学大学院理学研究科教授 佐藤 憲昭 ''講演:'' -タイトル:「ウラン系磁性超伝導体における磁性と超伝導の相関」 -日時: 6月 26日 5時限 -場所: 理学部313 教室 -要旨 >近年、&mimetex({\rm UGe}_2); や&mimetex({\rm UCoGe});において見られる強磁性と超伝導の共存・競合は、マイスナー効果と強磁性を如何に両立させるかなど、基本的な問題を内在し、多くの研究者の興味を引き付けている。講演では、これら磁性超伝導体研究の現状を紹介する。 ------------------------ CENTER:&color(Red){以下、終了分}; ------------------------ [[2008年度の特別講義]] [[2007年度の特別講義]]