*◆ナノ構造の光物性 [#idb323bd]

授業概要:


''講師:''上原洋一先生(東北大学電気通信研究所教授)

''期間:'' 2012年11月12日(月)〜16日(金)

''対象学年:'' 学部3, 4年次、および大学院生

''場所:'' 理105教室

''概要:''
>ナノメートル領域における(可視)光と物質の相互作用の基礎について講義をする。日常生活では、光と物質との相互作用は反射や屈折といった現象として目にするが、光や物質をナノメートル・スケールの空間に閉じ込めることにより新しい現象が発現するようになる。この機構を概観するとともに、走査プローブ顕微鏡によるこのような現象の観測について紹介する。  

''授業計画:''
-1 イントロダクション:電磁気学と量子力学の基礎
-2 誘電関数の物理と誘電関数理論
-3 光と巨視的な物質の相互作用
-4 光とナノ物質の相互作用I:電場増強
-5 電子と光のトンネリング現象
-6 プローブ顕微鏡と局所光物性探索
-7 光とナノ物質の相互作用II:数値解析的手法
-8 光とナノ物質の相互作用III:半導体ナノ構造の光物性
-9 励起子
-10 まとめ



(授業予定などは物理事務室で確認すること)

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*◆液体物理学 –構造不規則な物質における物理– [#v487b957]




''対象者:'' 3, 4年次、大学院生




''講師:''  武田 信一 教授 (九州大学大学院 理学研究院 物理学部門)




''日時:''  2012年8月6日(月)〜9日(木)




''場所:''  理313教室




''概要:''




>液体は固体の結晶とは異なり、長距離の規則的な原子配列を持たない。そのため、一見すると乱雑な原子配列をしているように見えるが、短距離〜中距離では規則性が見られる。今回は、このような系における基本的な物理概念と考え方について、実験的な観測手法等をおりまぜながら講義する。








(授業予定などは物理事務室で確認すること)

*◆磁性と圧力の物理 [#d3c7d4ad]

''対象者:'' 学部3年次以上、大学院生

''講師:'' 上床 先生(東京大学 物性研究所)

''日程:'' 2011年 8月4日(火)〜  8月9日(金)

''教室:'' 理複202室

''概要:''
> この講義では、磁性体が示す諸物性現象の基礎的な起源を学ぶと共に、それぞれの現象がどの様に測定に反映され、研究に用いられているかを紹介する。
> また、最近話題の物質を例に挙げ、その物理的概念と考え方を学ぶ。

''授業内容:''
-磁性序論
-各種磁性
-磁気的交換相互作用
-各種磁気秩序
-固体中の電子I:金属・半導体・絶縁体
-固体中の電子II:超伝導
-各種物性測定法と装置開発
-固体の圧力効果I:単元素と非磁性体
-固体の圧力効果II:化合物磁性体およびその他の物質

(授業予定などは物理事務室で確認すること)

*◆超大規模系電子構造とその理論---ナノ物質から巨大分子まで--- [#z6b279a0]

''対象者:'' 学部3,4年次、大学院生

''講師:'' 藤原毅夫先生(東京大学 大学総合教育研究センター)

''日程:'' 2011年 11月14日(火)〜  11月18日(金)

''教室:'' 105室

''概要:''

-何故、大規模系か?
-物質の性質と量子力学
-物質中の電子と電子間相互作用
-ナノ系の量子力学
-量子物理学、量子化学の方法
-数理手法(大行列計算)
-ナノ系に見る新しい性質 a. 半導体の表面構造。亀裂伝播と表面再構成
-ナノ系に見る新しい性質 b. ナノワイアの構造と伝導
-ナノ系に見る新しい性質 c. イオン液体、超イオン伝導体


(授業予定などは物理事務室で確認すること)

*◆場の量子論の基礎 [#b2d87813]
''対象者:'' 4年生と大学院生

''講師:'' 風間洋一先生(東京大学大学院総合文化研究科)

''日程:'' 2011年 12月6日(火)〜12月9日(金)


''場所:'' 複202


''概要:''
>場の量子論は、素粒子論のみならず、物性理論をはじめとする幅広い分野の現象の解明に役立つ強力な方法である。>本講義では、こうした場の理論の本質的な特徴と構造を理解することを目標として、通常の教科書では十分に触れられない基礎的な事柄に重点をおいて丁寧に述べる。


(授業予定などは物理事務室で確認すること)


[[2010年度の特別講義]]

[[2009年度の特別講義]]

[[2008年度の特別講義]]

[[2007年度の特別講義]]


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