*エキゾチック超伝導入門 [#c54c529e] -物理学特別セミナーH(学部) -物理学セミナーVIII(大学院) -タイトル:「アクチノイドを含むエキゾチック超伝導入門---強相関電子系が織りなす不思議な超伝導の世界---」 -講師: 青木 大(東北大学 金属材料研究所) -日程: 平成30年9月25日(火)〜 28日(金) -教室: 理学部本館 A313教室 -単位: 1 -授業内容と方法 >アクチノイドの5f電子は遍歴と局在の中間的な性質を示し、大きなスピン起動相互作用を示すなど電子間の相関が強く効いた系である。このため、アクチノイド化合物はエキゾチック超伝導を含む多彩な物性物理の宝庫である。講義では、固体物理、重い電子系の物理の基礎から始まって、単結晶育成技術、フェルミ面観測の実験技術などを説明する。また、超ウラン化合物に現れる特異な物理、ウラン化合物強磁性体の磁場誘起超伝導など最近の話題についても触れる。(全7回) -履修条件 学部4年次・大学院生 -授業計画 --磁性、超伝導の基礎 --重い電子系 --フェルミ面 --量子振動効果とその測定法 --単結晶育成法 --超ウラン化合物の物理 --磁性と共存する超伝導 --強磁性ウラン化合物の磁場誘起超伝導 -詳細はシラバスを参照して下さい。 [[シラバスへのリンク>https://tiglon.jim.u-ryukyu.ac.jp/portal/Public/Syllabus/SyllabusSearchStart.aspx?lct_year=2018&lct_cd=401235001&je_cd=1 ]] -講演会 以下の日程で,講演会を行います。 -9月27日(木) 15:00 より 理学部本館 A313教室 -タイトル: 「強磁性超伝導体の磁場誘起現象」 *重い電子系の物理 [#ua5669cf] -物理学特別セミナーA(学部) -物理学セミナーI(大学院) ''担当教員:'' 大貫惇睦 ''単位: 1'' ''教室:'' 理学部本館 A313教室 ''授業内容と方法'' > 物性物理学は通常、物質の構成、格子振動、金属電子論、半導体と光物性、誘電的性質、超伝導、磁性のような分類でまとめられている。これらの基本的考えをすべて理解した上で、新物質の解明にチャレンジすることが大切である。重い電子系の物理を意識しつつ、物性物理学を全般的に学ぶ。黒板での講義なのでノートを持参すること。講義日程は、5/9 より毎週水、木の1限目に予定している。 > (5/9, 5/10, 5/16, 5/17, 5/23, 5/30, 5/31) ''達成目標'' > 一般的な物性物理学の教科書の内容が理解できるようになること ''評価基準と評価方法'' >出席とレポートで評価する。毎回基本となるレポートを出題し、次回講義までに提出してもらう。 ''履修条件'' 学部4年次・大学院生 ''授業計画'' -格子振動と格子比熱(5/9) -バンド理論と物質の分類(5/10) -超伝導(5/16) -磁性1(5/17) -磁性2(5/23) -固体の電気抵抗、比熱、磁化率、磁化(5/30, 5/31) ''教科書'' > 授業登録の際に配布する授業案内に示す URL より,テキストをダウンロードすること。それを教科書として用いる。事前に予習しておくように。 ''事前・事後学習'' > レポートを通して、授業内容を改めて考える。 ''参考書'' -物性物理学 大貫惇睦編著(朝倉書店) -重い電子系の物理 上田和夫、大貫惇睦著(裳華房) ''オフィスアワー'' 平日12:00 〜 13:00(理学部本館 A107) ''メールアドレス'' onuki_at_phys.u-ryukyu.ac.jp(_at_ を@に変えてください) ---- [[2017年度の特別講義]] [[2016年度の特別講義]] [[2015年度の特別講義]] [[2014年度の特別講義]] [[2013年度の特別講義]] [[2012年度の特別講義]] [[2011年度の特別講義]] [[2010年度の特別講義]] [[2009年度の特別講義]] [[2008年度の特別講義]] [[2007年度の特別講義]]