今回、追試験の予定はありません。試験を受けられなかったことについ
て、格別の事情
のある人は前野まで申し出てください。考慮するかもしれません。
Fを取った人の答案からは「相対論の大事なところがつかめ
ていないなぁ」と感じられました。たとえば「同時刻の相対性」はとても大事な
概念で、x−ctグラフを書くときに気をつけなくてはいけないことですが、それ
ができていない人。「4元運動量を計算せよ」という問題なのに、運動量をmv
(これは3次元運動量の場合の式)で計算し、さらにはエネルギーを
1/2mv2(これも非相対論的な式)で計算している人。こういう人は相
対論の意味、特にそれがニュートン力学とどのように違うのかというポイントを
ちゃんと理解できていないと思われます。この授業の目標はそのポイントを理解
するところにあったので、こういう答案には得点を与えることができませんでした。
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On 8 Aug 2006, 23:37.