下のプログラムがうまく動かない、という人はSUNのjavaの広場のページにいってjavaをダウンロードしてインストールしてみてください。
このアニメーションはマイケルソンモーレーの実験に、どこでもドア(つまり瞬間移動)を組み合わせると何が起こるかを示したものです。最初、地球の速度を0にして何度か実行してみてください。上の端に光が到着した瞬間、青い●で表された人物が右の端に瞬間移動します。
←もうすぐ光が到着する、という瞬間。
←光が到着した直後。●は瞬間移動した。
今実験装置全体が静止していると考えて、どこでもドアはこの座標系で「同時」をつなぎます。つまりこの座標系で見れば、上のドアに入った瞬間、下のドアから出てくるわけです。もちろん、現実にはこんな「瞬間移動」は不可能です。
では次に地球(実験装置全体)を動かしてみましょう。すると光が上と右に到着する時刻は同時ではなくなります。ということはつまり、瞬間移動する人物がドアに入る時間と出る時間にずれが生じるということです。これこそタイムトラベルです!
地球の速度を0じゃない状態で実行すると、上の端で●が消えた後、しばらくしてから右の端に●が現われます。不思議ですが、あくまでこの実験装置において「同時」に瞬間移動が起こるなら、このような現象が起きてしまうのです。●にとっては一瞬の間に時間を旅することになりました。
下のチェックボックスをONにすると、入るドア・出るドアが逆になります。すると何が起こるのか、やってみてください。