右にあるスライダを動かすことで波の波長を変えることができるので、見やすい形にして見てください。
上の方に出ている数字(「15πとか」)が波の位相です。この波は、
cos(kx-ωt)
という形で表現されている波なので右、つまりx座標が増える方向に行くと、位相が増えます。時間が経つと、つまりtが増加すると位相が減ります。下
に並んだ水色の●の中の黒い棒の先が複素平面の中に書かれた位相を示しています。
時間が経つと減る(棒が時計回りに回る)ことを確認してください。作図の都合上、普通の場合の位相の図の書き方とは90度回った形になってます。
このように「xが増えると位相が増える」「tが増えると位相が減る」という状況にあると、波の同位相の点はxが増える方向に移動していくことになりま
す。これを実感してください。