琉球大学理学部物理系はこの10年、毎年夏に、物理の公開講座を開いてきました。十周年を記念して、この公開講座の原点に立ち返って、中高生を中心とした理科好きの一般の皆様に、様々な物理の魅力を伝える講座を開きたいと思います。
大学で研究されている最先端の物理を含む、生き生きとした物理学の世界に触れる機会を提供したいと思いますので、物理が好きな人も得意でない人も、是非不思議体験をしにきてください。
日時 | 8月28日(日)13:00〜17:00 |
場所 | 琉球大学理学部理系複合棟(→理系複合棟の地図を参照) |
受講料 | 無料 |
受講対象者 | 中学生・高校生が主ですが、物理に興味のある方ならどなたでも受講歓迎致します。 |
申込 | 申し込みなしの当日参加可能です。 |
2015年の梶田隆章氏のノーベル賞受賞は「ニュートリノ振動の発見」に対して贈られました。 でもニュートリノ振動って、いったい何が振動しているのでしょう?
動画を使って、素粒子物理学とニュートリノ振動について解説します。
(前野昌弘)
昨年の9月にアメリカとヨーロッパの研究チームが重力波を検出することに世界で初めて成功しました。この重力波はどこからやってきたのか,その検出はどのように行われたのか,そして,重力波で宇宙を眺めることで今後どのようなことがわかるのか,などについて解説します。
(瓜生康史)
(その他もう一本の講演を予定しています)
液体イオウの不思議な粘性の実験や、液体・ガラス中の原子運動の物理シミュレーションなどを演示します。
ビスマス(Bi),塩(NaCl)の単結晶を成長する様子を観察してみましょう。
日程・距離等の理由でこの公開講座に参加できない高等学校の方、御相談いただけば出前での講座・公開実験などに応じますので、上記連絡先まで御連絡ください。