#mathjax *今後の予定 [#n9519331] &color(Red){★平成29年7 月6 日(木)15:00 〜}; ''場 所:'' A313 室 ''講演題目:'' Asを含む充填スクッテルダイト化合物の高圧合成と磁気的性質 ''講演者:''関根 ちひろ(室蘭工業大学大学院工学研究科 しくみ情報系領域 教授) &color(Red){★平成29年7 月6 日(木)15:00 〜}; ''場 所:'' A313 室 ''講演題目1:'' ${\rm EuPd}_3$ のJ 多重項が絡む物性と${\rm EuT}_2{\rm X}_2$の最近の話題 ''講演者:'' 竹内徹也(大阪大学 低温センター 助教) ''講演概要:'' >${\rm EuPd}_3$ は${\rm AuCu}_3$ 型立方晶の結晶構造を持ち,${\rm Eu}$ の金属間化合物では数少ない${\rm Eu}$の価数が3 価で安定な物質である.最近金子らは${\rm EuPd}_3$の非弾性中性子散乱を高エネルギーの中性子を用いて行い,J 多重項励起の直接観測に成功した.ここでは${\rm EuPd}_3$ におけるJ 多重項励起が比熱や磁化率などのバルクの物性に与える影響を紹介し,次の金子氏による講演につなげたい.また,${\rm EuT}_2{\rm X}_2$(${\rm T}$:遷移金属,${\rm X:Si, Ge}$)系での最近の興味深い実験結果についても紹介する. ''講演題目2:'' 中性子で見るEu 化合物の多彩な物性 ''講演者:'' 金子耕士(日本原子力研究開発機構 量子ビーム 研究主幹) ''講演概要:'' >2価と3価の状態をとる${\rm Eu}$ では,価数に応じてスピン・軌道磁性が大きく変化し,基底状態も強い磁性から非磁性へと著しく移り変わる.さらに中間価数状態では,重い電子状態を筆頭に興味深い物性が実現している.一方で,磁性の有力な研究ツールである中性子に対し,${\rm Eu}$ はその吸収体として知られ,${\rm Ce}$ 系などと比較してその研究は限られてきたが,J-PARC を始めとする最近の新しい中性子源の発展により,${\rm Eu}$ 系の研究に新たな可能性が拓かれた.本講演では,2価と3価の代表的な化合物を例として,最新の中性子散乱装置を使用して見た${\rm Eu} $化合物のバラエティに富んだ物性について紹介する. ---------------------------------------------------- *過去の談話会 [#d1ecb0df] --------------------------------------------- ---- [[2016年度の談話会]] [[2015年度の談話会]] [[2014年度の談話会]] [[2013年度の談話会]] [[2012年度の談話会]] [[2011年度の談話会]] [[2010年度の談話会]] [[2009年度の談話会]] [[2008年度の談話会]] [[2007年度の談話会]]