*今後の予定 [#n9519331]

&color(Red){★2009年6月26日(金)16:20};

&aname(satou);

''場 所:'' 理学部313教室

''講演者:'' 佐藤 憲昭 先生(名古屋大学大学院理学研究科)

''講演題名:''「ウラン系磁性超伝導体における磁性と超伝導の相関」

''講演概要:''
>近年、&mimetex({\rm UGe}_2); や&mimetex({\rm UCoGe});において見られる強磁性と超伝導の共存・競合は、マイスナー効果と強磁性を如何に両立させるかなど、基本的な問題を内在し、多くの研究者の興味を引き付けている。講演では、これら磁性超伝導体研究の現状を紹介する。


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*過去の談話会 [#d1ecb0df]
&aname(shikano);
&color(Red){★2009年4月3日(金)16:20 - 17:20};

''場 所:'' 理学部313教室

''講演者:'' 鹿野 豊 氏(東京工業大学大学院 物理学科D1)

''講演題名:''「Born Probabilistic Interpretation Revisited」

''講演概要:''

>量子力学の授業を最初に習ったときに、ボルンの確率解釈に面を食らってしまう経験があるのではないだろうか?例えば、存在確率とはサイコロを振る確率と本当に同じだろうか?などという疑問が生まれてくる。しかし、その後のボルンの確率解釈を使って説明される量子力学の諸現象は、"ほとんど"実験結果をうまく説明してきた。なので、この問題に関して、あまり深く考えることは今まで無価値なように思われてきたように思われる。そこで本講演では、まず、科学基礎論的な観点から今、確率解釈に対して操作論的観点から再考してみる必要性に関して議論し、その後、確率解釈をする上で数学の確率論との整合性がつかないことを説明する。また、確率解釈は量子測定理論の根幹を成しているので、量子測定理論に関してレビューを行い、操作論的視点がどこから生じるかを議論する。その後、Aharonovらによって、量子測定理論の枠組みから提唱されたWeak Valueと
いう概念を使うことで、数学の確率論と整合する理論体系を作りあげることができるということを報告する。


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[[2008年度の談話会]]

[[2007年度の談話会]]

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