物理シミュレーションによる視覚化を用いたインタラクティブな授業展開 †
琉球大学物理系では、物理学の授業の一部にandroidタブレットを使ったシミュレーションを取り入れます。
androidタブレットは、タッチパネルを使ったインターフェイスを持っています。この「触って動かす」機能をうまく使うことで物理現象のイメージを理解する助けになると思われます。
落体の運動のシミュレーション †
落体の運動の速度・加速度などを表示します。物体は指で「持って投げる」ことができ、速度や加速度を実感して学べます。
- androidタブレットの加速度センサーにも対応していて、タブレットを傾けることで物体が「下に落ちる」ということも起こせます。
- 機種によっては、gセンサの方向が90度ずれることがあります。その時は「角度修正」のボタンを押して正しい角度になるようにしてください。
- 2011.11.5 力の作用点に●をつけました。
- 2011.11.15 ドラッグしている時の表現を変えました。他、バグ取りしました。
apkファイルはここからダウンロードできます。
惑星の運動のシミュレーション †
赤い●が太陽、緑の●が惑星です。惑星に働く力、速度、加速度、面積速度を表示します。太陽は動きません。
- こちらはgセンサには対応していません。
- 指で動かすことができます。速度を与えすぎると宇宙の彼方まで飛んでいく(双曲線運動)ので気をつけてください。
- 「円運動開始」ボタンを押すと、適当なところで円運動を始めます。宇宙の先まで飛んでいってしまった時に使って下さい。
- 「ブレーキ」を押すと速さが1割減ります。どのように軌道が変わるかを確認してください。
- 2011.11.5 力の作用点に●をつけました。
- 2011.11.15 ドラッグしている時の表現を変えました。他、バグ取りしました。
apkファイルはここからダウンロードできます。
2体のケプラー運動 †
今度は二つの物体両方が動きます。他はほぼ上のと同じです。
- 重心を表示するボタンがついてます。
- マルチタッチで二つの物体を2本の指で操作することができます。ぶつけたり、スレスレですれ違わせたりできます。
- 2011.11.10 ちょっとバグ取り。
- 2011.11.15 ドラッグしている時の表現を変えました。他、バグ取りしました。
apkファイルはここからダウンロードできます。
電気力線と等電位線を描く †
二つの電荷が作る電気力線と等電位線を描きます。
- マルチタッチに対応しているので、2本の指で2つの電荷を同時に動かせます。
- 等電位線を書くのに時間がかかるので、ドラッグ中は描かせないようにしています。
- 電気量は、右の方にある←→のボタンで調整できます。
- クーロン力は(力)のボタンを押すことで描くか描かないかがトグルします。
- 電荷1による電場、電荷2による電場、合成電場をそれぞれ(E1)(E2)(合成E)のボタンで描くかどうかを決められます。
- 合成電場は、強さも(矢印の長さで)表現するかしないかを変えることができます。(大きさも)となっている時は大きさも表現され、(向きのみ)となっている時は向きだけが表示されます。
- 2011.11.5 力の作用点に●をつけました。
- 2011.11.5 アイコンつけました。
apkファイルはここからダウンロードできます。
androidにインストールする時の注意 †
android(バージョン2.1以上)の走る携帯電話やタブレットPCなどがあれば、apkファイルをダウンロードしてインストールすることでここにあるシミュレーションを使えます。↑の「ここからダウンロードできます」の「ここ」をクリックしてダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルがどこに入るかは機種によって違いますので、探してクリックしてインストールしてください。
「提供元不明のアプリ(サードパーティアプリケーションのインストールを許可する)」という設定になっていないとインストールできないことがあります。その時は、設定>アプリケーション>提供元不明のアプリ」を許可してください。
パソコンをお使いの方 †
ここにあるプログラムと同様のプログラム(javaアプレット)を
などに置いてありますので、androidをお持ちでない方は試してみてください。
バグ報告・御要望など †
以下の掲示板にどうぞ。