2008年9月9日、普天間高校において出前講座を行いました。この講座は、液体窒素と磁石のいろいろな性質について実験を実演した後、実際に高校生の皆さんに実験を自由にやってもらいました。 RIGHT:(前野、眞榮平、辺土、與儀) **実験の実演 [#ad223982] #ref(sany0173.jpg) ↑場所は普天間高校の物理教室。まずは自己紹介と琉大物理系の紹介 #ref(sany0177.jpg) ↑今回は、普天間高校卒業生で、現在物理系1年生の二人に、助手としてついてきてもらいました。 #ref(sany0178.jpg) ↑液体窒素がぶくぶくぶく。何やら怪しげな実験が始まりそうな雰囲気。 #ref(sany0179.jpg) ↑液体窒素となれば、やはり花を凍らせるのが定番。 #ref(sany0189.jpg) ↑銅管の中に磁石を落とす。ゆ〜〜〜〜くりと落ちます。「タネはなんですか?」と聞かれましたが、手品じゃないのでタネはありません。単なる物理現象です。 #ref(sany0194.jpg) ↑超伝導について説明中。 #ref(sany0198.jpg) ↑超伝導を利用した磁気浮上リニアモーターカー。 当日撮ったビデオファイルが[[これ>http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/MOVIE/futenma.wmv]]です。普天間小学校での小学生の反応が[[こっちのファイル>http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/MOVIE/linear.wmv]](この方がリニアモーターカーの様子が分かりやすい)なので、高校生の反応と小学生の反応を比べてみてもいいかも。 **実際に実験してもらいました [#q596577f] 見ているだけではつまらない。自分でやってみましょう。 #ref(sany0215.jpg) ↑液体窒素で、いろんなものを凍らせる。いろいろ試してくれました。 #ref(sany0206.jpg) ↑風船に空気を入れて液体窒素で冷やす。空気が気体になって、こんなに体積が減ります。 #ref(sany0210.jpg) ↑ネオジム磁石の強力さを、自分の“手”で実感する! #ref(sany0205.jpg) ↑銅管内に磁石を落とす実験。実際にやりながらまた説明を。この後、この銅管を液体窒素で冷やしてから同じ実験をしました。するとどうなるかな??? #ref(sany0220.jpg) ↑超伝導リニアモーターカー。実際に触れてみると「磁力線」の存在を感じることができます。 #ref(sany0217.jpg) ↑家庭用IHヒータの原理の説明。ここにも、磁場の力が使われているのです。 **出前講座を終えて [#y7739985] アンケートをとってもらったのですが、その中には「物理って難しそうに思っていたけど楽しかった」という声がたくさんあって、私たちもとても感激しました。 アンケートをとっていただきました。 -液体窒素の指をつっこんでも一瞬なら大丈夫なのにびっくりした。 -超伝導が楽しかった。 -見た事もない実験が見れてためになった。 -物理に興味が湧いた。 -物理に対するイメージが変わった。 -いろいろな実験を見ることができたのはもちろん、どうしてそうなるかが聞けて良かった。 -先生一人一人がとてもていねいに教えてくれて、とてもわかりやすかったです。 -物理の授業で習った電磁誘導、磁力線、電気抵抗などを実際に見れたので、とても楽しかったです。 などなど、いろんな感想がありましたが、「物理って難しそうに思っていたけど楽しかった」という声がたくさんあって、私たちもとても感激しました。 CENTER:[[出前講座・公開授業]]に戻る