第1章 関数とは

自然法則を数学を使って表現しその関係を探るというのが本講義の目的であるが、この章では(今後何度となくお世話になる)「関数」の例を示し、次の章で微分を、さらにその先で積分を考えるための準備をしよう。

自然科学を探求していくとき、

ある量Aを変化させた時に、それとは別のある量Bがそれに応じてどう変化するか?

を調べていかなくてはいけないことがよくある。この「AからBへの関係」(A→B)のことを「関数(function)」英語のfunctionは「機能」とか「作用」のような意味を持っている。と呼ぶ。「数」に限らず「何かを入力(インプット)したら何かが出力(アウトプット)される」働きを持っていればそれは「function(関数)」と呼んでも良いコンピュータ言語においても「関数(function)」という言葉があるが、コンピュータ言語における関数には「出力(アウトプット)がない関数(void関数)」もある。。数学的な意味で「関数」と言う時は数(もしくは数で表現できる量)を相手にしていることが多いが、数学だからと言って「数」を扱っているとは限らない。「関数」に似た、Aを決めればBが決まるという対応関係を表す言葉が「写像(image)」「イメージ」は「印象」「象徴」などの意味で使われることが多いが「映像」「画像」という意味もあり、数学での「イメージ(image)」は、ある量が別の量に(映写されるように)映されている様子を表現している。「関数」と「写像」の使い分けは必ずしも明確ではないが、「写像」の方が広い意味であることが多い。である。

 この変化させる数を「変数(variable)variableという言葉は「変化させることができるもの」という意味になる。」と呼ぼう。まず最初に変化させるある量Aは「独立変数(independent variable)」、それに応じて変化するある量Bは「従属変数(dependent variable)」と呼ぶ英語の「depend」は「依存する」だから、「従属変数(dependent variable)は何かに依存して変化する量、という意味を持つ。independentはその反対。。独立変数は文字通り独立に、好きに選ぶことができて、それに応じて従属変数の値が決まる、という意味を持たせたネーミングである実はある量が独立変数なのか従属変数なのかは、状況によって違う。たとえば実験する時には、1つの量を変化させつつもう1つの量を測る、ということを行うが、どの量を変化させるかは実験の状況に応じて変わる(変えることができる)。

 互いに関係のある量を計測する実験を何度も行うことによってし、それぞれの間にどのような法則があるかを求めていこうとすること、それが自然科学の始まりである。自然科学で計測するものは数であることが多いので、「ある数→また別のある数」という対応関係(「関数」)を調べていくことが多くなるのは必然的である。

 高校までの数学では独立変数にx、従属変数にyを使うことが多いが、これは別にそうでなくてはいけないというものではない。文字に何を使うかというのは全く本質ではない。

 「日本人はひらがなだって変数に使っていいじゃないか」とよく言うのだが賛同がなかなか得られない。
 

 xとyに「xを1つ決めればyが1つ決まる」という関係があるとき、「yはxの関数だ」と言う。下のプログラムでその実例を見よう。

 では、以下のページでアニメーションを使って「関数」を勉強していこう。

授業ではandroidタブレットを使って以下のページにあるアニメーションを実行してもらいながら行いましたが、今日使ったプログラムは、androidの携帯などにアプリとしてインストールすることもできます。
「多項式関数」をダウンロード(←クリックでダウンロードできない場合は「リンク先を保存」をしてください)
 インストールするためには、androidの「設定>セキュリティ>提供元不明のアプリ」で、「提供元がPlayストアでないアプリのインストールを許可する」にチェックを入れておいてください。

目次

 プログラムについて御質問、御要望、バグ報告などございましたら、前野[いろもの物理学者]昌弘へメールくださるか、または、twitterにてirobutsuまでメンションしてください。

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関数とは

関数をグラフで表現する

 xyに「xを1つ決めればyが1つ決まる」という関係があるとき、「yxの関数だ」と言う。関数の対応関係は式で表してもよいが、右のようにグラフで表現してもよい。たとえばこの関数がy=f(x)という式で表現されるものであったならば、グラフの線の上ではy=f(x)が成り立ち、線が引かれていない場所ではこの式が成り立たない。つまりグラフが表現している「線」は「y=f(x)が成り立つ点」の集合である。多くの場合、これはある線になるが、関数が変な関数であれば、「線」になるとは限らない線になるかどうかは、関数が連続性のある関数かどうかにかかっている。連続性があればある点の「隣」に点があるから、関数の式を満たす点の集合が「線」として実現する。実験などで測定値をグラフに「点」としてプロットして、最後に「えいやっ」と線を引くが、それは考えている関数が連続であることを仮定(期待)しているからである。

 いろんな関数の場合で、を動してxを変化させると、それに応じてつまりyが動く。yの方は動かせません。「従属」変数ですから。
 関数と定数aの値はいろいろ変化させることができるので、試してみること。

y=

a=1.0


↑のリストをクリックして関数を変えることができる。aの値も変化させられるのでいろいろ試してみること。
 ここで、y=ax^2(これは、y=ax2のこと)とy=√(x/a)は互いに逆関数。exp(ax)と(log|x|)/aも互いに逆関数である。

 関数によってはxはなんでもよいわけではなく、「定義域(domain of definition)「定義域」を単にdomainと呼ぶことも多い。」と呼ばれる範囲に入っていなくてはいけない。「この範囲で関数が定義されている」という意味で「定義域」と呼ぶ。たとえばxが「試験の点数」なら、定義域は$0\leq x\leq 100$になる。採点の仕方にもよるが、多くの場合さらにxは整数である、という条件もつくだろう。このように「xを0以上100以下の整数とするとき」のように離散的な(とびとびの)値が定義域になる場合もある。定義域は考えている量(物理量だったり測定値だったり)がそもそもそういう量であることが理由で決まる場合もあるし、数式として意味から決まる場合もある。たとえば$y=\sqrt{x}$という関数は(実数の範囲なら)$x\geq 0$でないと意味がないから、定義域は$x\geq0$である。

 xが定義域の間を変化した時にyの取り得る値の範囲を「値域(range of values)こちらも、「値域」を単にrangeと呼ぶことも多い。」と呼ぶ。たとえば$y=\sqrt{x}$は(虚数を考えない場合)xが負だと意味がないから定義域は$x\geq0$であり、値域は$y\geq0$である。

下のような例は「xを1つ決めればyが1つ決まる」を満たさないから、関数ではない。

 そのような場合も、

のように修正することで関数にすることができる。

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冪乗関数

 もっとも簡単な関数関係は(あまりに自明なものたとえばxに何を入れてもyは0というのも確かに「yが決まる」から定義からすれば立派な関数だが、これはあまりに自明すぎてつまらないだろう(こんな時は「トリヴィアル(trivial)だ」と言う)。を除くと)「比例」と「反比例」だろう。比例とは「xがA倍になればyもA倍になる」という関係を示す。比例関係は自然のいろんなところに現れる。たとえば一様な物質(水などを思い浮かべよう)の質量と体積は比例する。

 比例という関係は式で表現すればy=ax(aは定数、a=0だと自明な例)、グラフで表現すれば「原点を通る直線」になる。

 一方、「xがA倍になればyが${1\over A}$倍になる」という関係が反比例である。例は等温の気体の圧力と体積(体積を2倍にすれば圧力は${1\over 2}$)などがある。式で書けば$y={a\over x}$である。グラフは右に描いたような「双曲線(hyperbola)」と呼ばれる線である。

 反比例の式$y={a\over x}$は$xy=a$と書き直すこともできる。つまり、右のグラフに描いた長方形の面積が常に一定だ、という関係だと思ってもよい。

 $y={a\over x}$の方だと$a=0$の時は$y=0$になるけど、$xy=a$だと、$x=0$もありなんじゃないですか?

 なるほど確かにそうだ。その点に関しては$y={a\over x}$と$xy=a$は$a=0$に関しては意味が違ってきますね。

 正比例・反比例のグラフはt前のページでも説明した。ここではもう少し一般的な関数について考えよう。

 自然には、「xがA倍になればyが$A^n$倍になる(nは定数)」という関係がある量もよく登場する。このような関係を「冪乗則(power law)powerはこの場合、「力」ではなく「べき」の意味。冪とは、$A^n$のような計算のこと。」と呼ぶ。数式で表現すればy=axnである。$n=1$なら比例、$n=-1$なら反比例となる。「冪乗則」と言うとき、nは整数とは限らず、一般の実数でよい。

nが整数の場合のグラフを以下に示した。

 さらに、y=xnの形(冪乗)の関数のグラフの動くバージョンを見よう。

 このグラフはxもyも-2から2までの範囲で描かれている。nは下のボタンで変えることができるので、いろんな値で関数がどのようなグラフになるのかを実感しよう。

n=1

 これを見て感じて欲しいのは、$n>0$に対して、

|x|が1より小さい時、nが大きいほどyが0に近づく。

|x|が1より大きい時、nが大きいほどyが$\pm\infty$に近づく。

$n<0$に対して、

|x|が1より小さい時、$|n|$が大きいほど$y$が$\pm\infty$に近づく。

|x|が1より大きい時、$|n|$が大きいほど$y$が0に近づく。

ということである。つまり、|x|が大きい時は、冪の高い方が効く(たとえば$x^5+x^2$という式があったとすると、|x|が大きいところでは$x^5$の方がほとんどであり、より重要である)。逆に小さい時は、冪の低い方が効く($x^5+x^2$ならば、$x^2$の方が重要である)。後々、

式$x^3+x$のうち、$x^3$は($x$が小さいところでは)計算に関係ないだろう

とか

この力は${1\over r^2}(n=-2)$に比例するから、遠方($r$が大きいところ)では無視できるだろう

のように、「式のどの部分が重要で、どの部分は重要でないか?」を判断する必要が出てくる。冪はその判断の大きな手がかりとなる。

FAQ:「1より大きい」と言いますが、それは単位系で変わるのでは?

 まったくその通り。同じ長さでも1 mと1000 mmでは、数字は1000倍違う。だから、単位のついた数字だけを見て「大きいから」とか「小さいから」と判断するのは危険である。
 たとえば地球や宇宙のサイズの話をしている時は、1 mは「小さい」と考えてもよいだろう。しかし細菌の話をしているのなら、細菌のサイズ1 $\mu{\rm m}=0.001 {\rm mm}=0.000001 {\rm m}$からしたら1 mは1000000倍ぐらいの大きな数字となる。原子の話ならさらにその${1\over 10000}$倍ぐらいのサイズが基準となる。

「大きい」とか「小さい」とかは、あくまで基準となる量との比較で考えるべきである。自然科学で何かを考えるとき、「どのスケールで物を考えるか」ということ、さらに「このスケールで考えているからその${1\over 100}$は考える必要がない」ということを判断する必要が常にある。

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1次関数

多項式関数

 前節まで、n次式で表された関数を考えてきたが、さらにいろんな冪の関数を足したものを考えていくことにしよう。$5,8x,4x^3y^2,\cdots$などのように、定数と変数のn乗(ここでのnは0以上の整数)になる式を「たんこうしき(monominal)」と呼び、単項式を足して(あるいは引いて)できた式を「こうしき(polynomial)」と呼ぶ一つも項を含まない式(つまり0)や、単項式1個でできている式も「多項式」に含める場合もあるし、含めていない本もある。日常用語の感覚からすれば「多」という文字がついているなら二つ以上の項があって欲しいところだが、数学的定義は例外が少ない方が好ましいので、「多」には0や1を含む定義にしている場合が多い。。変数(文字)を含まない項は「定数項」と呼ぶ。xnが掛算されている項は「n次の項」と呼ばれる($n=0$の場合が「定数項」である)。最大の次数の項がn次の単項式である多項式は「n次の多項式」と言う。$x^4-3x^2+5$は「$x$に関して4次の多項式」である(「n次の多項式」は「nより小さい次数の単項式」を含んでよい)。

最大次数nがない(別の言い方をすれば「nが∞」)の場合は「多項式」とは呼ばない。たとえば後で出てくる三角関数や指数関数はxnの項の和で表現しようとするとnはいくらでも大きいものが必要(つまりn=∞が必要)なので、「こうしき(non-polynomial)」である。

 次数が低い(1,2,3)の場合について考えておこう。

1次関数

 y=ax+b(a,bは定数)の形、すなわち1次の多項式の形の関数を「1次関数」と呼ぶ。ここで、bは0でも構わないが、a≠0である(でないと、1次式でなくなってしまう)。aを「傾き」、bを「切片(またはy切片)」と呼ぶ。1次関数のグラフは正比例同様「直線」となる。

bの意味がx=0のときのyであることは式を見てもわかる。一方aは増加率すなわち~xが1増えたとき、yがどれだけ増えるかという意味を持つ。この「1次の項の係数が増加率を表す」という点は後々重要になるだろう。
 下の動くグラフでa,bを変化させた時のグラフの変化を実感しよう。

y=
x
+1
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2次関数

2次関数

y=ax2+bx+cの形、すなわち2次の多項式の形の関数を「2次関数」と呼ぶ。そのグラフは「放物線(parabola)」と呼ばれるこの線は物体を放り投げた時の軌跡なので「放物」と名付けられている。。以下にa,b,cをいろいろと変えた場合のグラフを示した。

 下の動くグラフでa,b,cを変化させた時のグラフの変化を実感しよう。

y=
x2
+x
+1

 これでわかるようにb,cは放物線の位置を決めるパラメータ関数の独立変数とは別の「変化できる量」をパラメータ(媒介変数)と呼ぶ。であり、b,cを変えても形は変わらず、平行移動するだけである。一方、aが変化すると放物線の形が変わる。

ここで、↑こんな感じで踊ってみた。1次の係数を変化させた時の放物線の移動の感じ。

さらに、↑こんな感じで踊ってみた。2次の係数を変化させた時の放物線の形状変化の感じ。

 2次関数はa,b,cと三つのパラメータを持っているがうち2つは平行移動のパラメータなので、形を表現するパラメータは1個しかない。
じゃあ1次関数は二つのパラメータを持っていたが、形を表現するパラメータはないのかというとそうではなくて、1次関数のグラフは直線なので「上下移動」と「左右移動」の差がないのである(グラフを描いてみて確認しよう)。だから移動のパラメータは一つで、形を表現するパラメータ(つまりは傾き)が一つ。

具体的には、$a>0$ならば下に凸、$a<0$ならば上に凸であり、aの絶対値が大きいほど、曲がり具合(尖り具合)が大きい2次の係数が曲線の曲がり具合を表現する、ということも、(1次の係数が増加率であることに併せて)今後のためにも覚えておくとよい。。2次関数は曲がっている---すなわち傾きが変化する。よって、1次関数のような一定の傾きを表すパラメータ(1次関数のax+bのa)は存在しない。ではそのような場合傾きはどうなるか??---ということについては、微分の章で考えるのでそのときのお楽しみに取っておこう。

 なぜb,cは放物線を平行移動させるだけで形を変えないのか、それを直感するために、ここで関数の平行移動とはどういうものかを考えておこう。平面上のグラフを考えているから、基本的平行移動は縦(つまりy方向)と横(つまりx方向)の2つがある(斜め方向は縦横の組み合わせだ)。関数のグラフというのは「その点の上でy=f(x)が成り立っている」という点を集めたものである。

このグラフをy方向にy0だけ平行移動させるには、yy-y0と置き換えて、y-y0=f(x)という式に直せばよい。同様にx方向にx0だけ平行移動させるには、xx-x0と置き換えてy=f(x-x0)という式に変える。両方を同時に行うと、

$y=f(x){\rightarrow}y-y_0=f(x-x_0)$

とすることで、x方向にx0y方向にy0という平行移動が実現する。

FAQ:プラス方向に移動するんならx→x+x0のように足すんじゃないんですか?
と、思ってしまうことが多いのだが、逆なのである。
 一例として、移動前の関数がx=0の時y=1だったとしよう(移動前の関数をy=f(x)とすれば、f(0)=1)。x方向にx0平行移動させたとすると、移動後の関数は、x=x0の時y=1でなくてはいけない(移動後の関数y=f(x)とすれば、f(x0)=1)。f(0)=1とf(x0)=1が両立するためには、f(x-x0)=f(x)になっていればよい。いわば、x0を引くことによって「移動前に戻して、その後でxyという対応関係を使うわけである。

 この平行移動によって、

$y= ax^2+bx+c ~~~\to~~~y=a\left(x-x_0\right)^2+b\left(x-x_0\right)+c$

と式が変わるが、結果を展開すれば

$ax^2+\underbrace{(b+2a)}_{新しいb}x+\underbrace{a^2(x_0)^2-bx_0+c}_{新しいc}$

となり、2次の項の係数aは変化せず、1次の項と定数項が変化することになる。逆に言えば、b,cを変化させても起こる変化はグラフの平行移動で、「形」は変わらないということになる。

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3次関数

 y=ax3+bx2+cx+dの形の関数である。パラメータはさらに一つ増えて4個となり、平行移動のパラメータ2個を引いてもあと2個残る。つまり、形を表すパラメータが2つあることになる。下に、a,b,cを変化させた時のグラフの変化の様子を示した(dすなわち定数項の変化についてはy方向の平行移動であることはもうわかるだろうから省略した)。

 x=0の近辺だけを見ると、2次の項の係数(この場合b)がやはり「x=0近辺での曲がり具合」を、1次の項の係数(この場合c)がやはり「x=0近辺での傾き」を表現している(ただしこれはx=0付近でみ)。

 見た目ではわかりにくいかもしれないが、左の図(3次の係数aを変えている図)では、1次と2次の係数は変わってないので、原点(重なりあっている部分)においては傾きと曲がり具合は変化していない。

 2次関数では「上に凸なら山、下に凸なら谷」が一つあるだけだったが、3次関数では山と谷が一つずつ現れる。ただし、たとえばy=x3の時のように山も谷も現れない時があるが、これは山と谷二つが同じ位置に現れて「変曲点」になっている。それだけ複雑な形となっている(パラメータが2個になっただけのことはある)。

 下の動くグラフでa,b,c,dを変化させてグラフの変化を実感しよう。

y=
x3
+x2
+x
+1
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受講者の感想・コメント

 青字は受講者からの声、赤字は前野よりの返答です。

0〜1付近の次数式の差がつく所を知ることになった。
それぞれの関数の性質を身につけていこう。

関数が□x3+□x2+□x+□のように□をいじって変化を追うのは面白かった。高校でもやって欲しかった。
これから先は高校でもどんどんやるようになるかもね。

関数のどのパラメータを変化させるとグラフでどの部分が変化するのかイメージしやすくなった。xnの変化でグラフがどのように変化するのかもわかった。
その変化のイメージを大切にしていこう。

先生が手足を動かしながらグラフを表現していたのが面白かった。関数の意味をちゃんと理解できてよかった。
「面白かった」で終わらずに、イメージを掴んで身につけてね。

関数の意味と、x3,x2,xの各々の役割がわかった。先生の動きで分かりやすかったです。
自分でもやってみて、身体に覚えさせよう。

曲線が変数によってどんな変化をするのかがわかった。
それはよかった。

タブレットを使って関数の形や性質を眼でみることによって数式から図をイメージすることができました。イメージすることは大切だと思いました。
イメージをどんどん作っていきましょう。

今日も高校で習っていた関数の分析?意味的なことを考えてなるほど!と思える授業だった。他のものも自分でみつけてみたい!
やってみよう。自力でやるのが一番。

計算上だけで関数をグラフを見ながら関数の形を深く考えるのは初めてで、新鮮だった。
深く考えましょう。数学は深く考えるほど、面白い。

グラフからいろんなこととつながってておもしろかったです。ちなみにn=1782までいきました。
だ〜か〜ら〜。nをそんなに増やしたってもうそんなにグラフは変わらないでしょうに。

3次式2次式の係数によってグラフの変化する位置や形が変わっているとわかった。
式が出てきたら「このパラメータの意味は?」とかいろいろ考えていこう。

多項式のパラメータの意味がやっとわかった。
それはよかった。

関数のパラメータについて3次関数については初めてやったので楽しかった。
他の関数についてもいろいろ考えてみてください。

今日はグラフの性質を学びました。2次関数や3次関数のグラフの性質をみつけることができました。今日も楽しい授業でした。
楽しく、数学しましょう。

前から関数の定義は知っていたが、今回初めてアニメーションで振り返ることができた。自分で関数を作るソフトはかなり興味をもった。
いろいろ試してみましょう。パソコンや携帯などで手軽にグラフ書いて動かすソフトとしては、geogebraなんてのもあります。

関数の文字の係数の意味ついて深く理解できた。少し前より数学に興味がもてた。
数学も興味を持ってやっていけば深く深く理解できるはず。

いろんなグラフがあって楽しかった。がんばります。
楽しく、がんばりましょう。

先生のシャツのボタンがはずれていたが、いつのまにかとまっていた。タブレットでの授業はやはりわかりやすい。
はて?(←シャツのボタンのことなんて気にしてない)。

y=ax3+bx2+cxのa,b,cに対応する動きを探すのは楽しかった。
しっかり理解しておきましょう。

いろいろな関数のグラフを係数を変えてみたりして決まり事を見つけるのが、とても楽しかったです。少し変えるだけでグラフが変わっていくのが実際見れてよかったです。
試してみて、頭の中にイメージを作っていきましょう。

関数の独立によって従属が決まることがわかった。
多項式の関数の一つ一つのxの役割がよくわかったので、グラフを書くときイメージができるようになるはず!
グラフと式と、そしてそれの表す自然現象とをイメージできるようになりましょう。

タブレットを初めてつかったのですが、なかなか反応しなかった。
3次関数の性質などほとんど忘れていた。
あれ、おかしいな?そういう時は声かけてください。
忘れてしまうような勉強はしないように。

グラフも式も項を1つずつみていくとそれぞれに傾きや形という意味があってとてもおもしろいと思った。
どんな式のどんな部分にも「意味」があるはずです。

図をみることでそれぞれの項の意味を理解することができた。
意味を理解してこそ、数式を使うことの利点が見えてくる。

グラフを使うと関数の特徴が見てわかるので考えやすかった。グラフを作った人はすごいと思う。
そういえば最初にグラフってものを作ったのは誰でしょうね。

式の値の一つ一つが変化するたびにグラフの値が変わるというのを改めて実感した。
実感とイメージを大切に。

b,cの変化ではグラフの形は変わらずにグラフの平行移動だということがわかった。
平行移動とはどういう計算か、もしっかり理解しておこう。

関数のグラフについて新しい発見があり感動した。高校で学んできた数学より深く学べて楽しかった。
グラフというのは、こういうふうに関数をイメージしていくためのものです。

今日は、わかっていても恥ずかしくて答えられませんでした。高校ではとても嫌いだったけど、最近少しずつ分かるようになってきて、とても楽しいです。
わかってたら恥ずかしがることないのに。とにかく、楽しんでいきましょう。

今日は、グラフの性質がわかり高校までの内容がより理解が深まったと思う。
そして大学数学へと理解を進めましょう。

グラフの式の係数に一つ一つやくわりがあるのが面白かった。
もちろん、どんな式のどの部分にも何かしらの役割があります。

実際にグラフを見ることで関数とはなんぞやということがよく分かり、関数に注目することで今までわからなかったことがわかった。
いろんな方向から関数を理解していきましょう。

とてもわかりやすかった。もっとイメージできるようにしたい。
いろんなイメージをつけていこう。

今日の授業でもっとグラフが書きやすくなりました。数学でいつも図に書いて解いているのでとても為になりました。
図を書いて考えるのは大事です。

今日は多項式関数の1次や、2次の性質を学んだ。
よく理解しておきましょう。

数学が数字や数式だけではなく「自然科学のため」というのをより実感できました。
もちろん、その通り。

関数に関して別の見方(視点)を持てたように感じました。これからどんな関数を見るときにも傾き、曲がり具合を意識したいと思いました。
いろんな視点から、関数を見てみてください。

x3やx2を無視してみることでxがどんな役割をしているかわかった。
頭と心にそのイメージを刻みつけておきましょう。

色々なグラフを自分が変形してみると面白いしわかりやすいので、中高の時から導入すべきだと思います。
いずれ導入されていくと思いますよ。

(これは、前回「タイムマシンの話してたのは前野先生ですか?」と聞いた人)やはり、そうでしたか。あのお話のおかげで、私は物理学者を志しました、というとすおになります。
うそなんか〜〜〜い!

y=ax2+bx+c→パラメータの意味が理解できました。タブレットにより、実感できました。
動く図でイメージをつかんでおいてください。

多項式の次数に着目して、グラフの視認的な性質を把握した。
把握したことを身につけていこう。

係数変えたときの変化がタブレットで何回もみれるからすごくわかりやすかったし先生のジェスチャーで理解が深まりました。
繰り返しは大事ですね。

いろんな関数のグラフをタブレットのおかげでイメージできた。グラフの違いを言葉にするのが意外と難しかった。
数式、グラフ、そして日本語。どれでも「数学」を表現できる。できるようになろう!

パラメータの話を始めて聞いて、傾きや尖り具合がとても大事なことだと分かった。
後で出てくる「微分」の考え方です。

高校のときも身をギセイ(?)にして関数の形や移動を教えてくれた先生がいてなつかしく感じました!。余談ですが今朝起きたら喉がとても痛くて風邪を引いたのだと思います。前野先生もお気をつけてください(>_<)。
そちらこそお大事に。

グラフや関数の式のどこに注目するポイントがあるか少しわかった。
いろんな関数、それに応じていろんなグラフがあります。注意してみてください。

琉球大学理学部在籍の学生には関数の変数も「東・南・西・北」にする人がいて、マージャン好きの間ではやりました。先生も日本人の心の数学を是非はやらせてください。
マージャンはどうかと思うけど、東西南北は使いたい文字だねぇ。

なぜこのグラフになるかを考えるととても楽しい。頑張る。
いろんな関数において、そういう楽しみを見つけてください。

係数によってそれぞれグラフの形や位置などを帰るのをタブレットでやるとわかりやすかった。パラメータの働きはそれぞれ決まっていることがわかった。
理解を身につけていきましょう。

高校と違ってxやyなどの文字が決まってないことがわかった。
いや、高校の範囲でも違う文字を使うことはありますよ。

グラフの平行移動は今まで特に理由など考えたことがなかったのでとても興味深かったです。
「なぜこうなる?」という理由を考えていかないと、活きた自然科学にならないので、そこは興味を持っていきましょう。

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