4. その他・諸注意
細かい諸注意など,書いておいた方が良さそうなことがあれば追加していきます。
// はコメントアウトです。
スクリプトファイルの中で出てくる//はコメントアウトを示します。つまり同じ行で//以降は無視されます。
カレントフォルダの位置を考える。
Scilabでシミュレーションを行い,計算結果を保存することもあると思います。そこで注意しないといけないのが,どこに保存されるかです。データは基本的にカレントフォルダに保存されます。カレントフォルダの位置は下記のようになります
- scilab.exe(WScilex.exe)でScilabを起動した場合,scilab.exe(WScilex.exe)のあるフォルダがカレントフォルダになります。
例 C:\Program Files\scilab-4.1.2\bin
- スクリプトファイル(sceファイル)をダブルクリックしてScilabを起動した場合,そのスクリプトファイルがあるフォルダがカレントフォルダになります。
- scilab.exe(WScilex.exe)でScilabを起動した場合,scilab.exe(WScilex.exe)のあるフォルダがカレントフォルダになります。
例 C:\Program Files\scilab-4.1.2\bin
スクリプト(sce)ファイルの保存先の注意
日本語のフォルダ,または対象フォルダのフルパスに日本語がある場合,スクリプトファイルがちゃんと開かないなど,不具合がでます(ただ保存しておくだけなら問題ありません)。
Windowsでは見かけ上日本語で示されている場所でも,システム上では1バイト文字で表示されている場所もあるので注意(例えば,デスクトップなど)。