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(16.1) |
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(16.2) |
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(16.3) |
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(16.4) |
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(16.5) |
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次に、上の左図を真上から見たものが右の図である。これから、→eφ
がx成分−sinφとy成分cosφを持つことがわかる。また、→erお
よび→eθは先に求めて置いた水平成分にcosφをかけた
x成分と、sinφをかけたy成分を持つこともわかる。以上をまとめて
(16.6)から(16.8)までが出る。
このベクトル演算子→∇の意味するところは、
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(16.9) |
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(16.10) |
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(16.11) |
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(16.12) |
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(16.13) |

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(16.14) |
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(16.15) |
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(16.16) |
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(16.17) |
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(16.18) |
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(16.19) |
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(16.20) |
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(16.21) |
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(16.22) |
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(16.23) |
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→x ×→∇となる。
z成分であるLzについてはz軸まわりの角運動量ということはφを変化させるという回転に対応する角運動量であるから、この角運動
量はr微分やθ微分を含まないはずである。よってφ微分に関係する部分だけを考える。たとえば[∂/∂y]は
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(16.25) |
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(16.26) |
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(16.27) |
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(16.28) |
→ez·→∇を使って計算すると、
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(16.29) |
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(16.30) |
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(16.31) |
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(16.32) |
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(16.33) |
→∇を代入して、→Lを極座標で計算
せよ。
さらにその自乗|→L|2を計算して、答えが
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、 |
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それでは納得できないならば、右の図を見
てください。