「固体電子物性」

担当教員: 椎名亮輔 

単位: 2

教室: 理105

授業内容と方法

 授業前半では、電子気体からバンド理論まで、一体電子状態に基礎を置く固体物性について学ぶ。後半では、第2量子化による多体波動関数の記述法をベースに、近藤効果や磁性の基礎理論を概観する。

 本講義は、(講師が理論屋なので)理論構成に重きを置いたものになりますが、物性物理の研究の最前線では、理論・実験は表裏一体で、実験の解釈には理論的知識が不可欠です。というわけで、実験系の学生さんにも是非受講して欲しいと思ってます。

評価基準と評価方法

 出席とレポートで評価する。

履修条件

 大学院生。ただし、学部で量子力学と統計力学の基礎を修得していること。  

授業計画

 以下の順で、各項目に2、3コマずつをあてる予定。ただし、後半の詳細内容については、授業の進行具合を見て判断する。

事前・事後学習

レポートを通して、授業内容を改めて考える。  

備考(メッセージ)

・ 直前にテキストを配布予定。

授業日程

8/2(火)3,4限、 8/4(木)2,3,4限、 8/5(金)3,4限、8/16(火)2,3,4限、 8/17(水)2,3,4限、 8/18(木)3,4限

登録期間・場所

平成28年7月14日(木) 〜 7月29(金)  物理系事務室(理学部本館A208室)

「重い電子系の物理」

担当教員: 大貫惇睦

単位: 1

教室: 理313(予定)

授業内容と方法:

物性物理学は通常、物質の構成、格子振動、金属電子論、半導体と光物性、誘電的性質、超伝導、磁性のような分類でまとめられている。これらの基本的考えをすべて理解した上で、新物質の解明にチャレンジすることが大切である。重い電子系の物理を意識しつつ、物性物理学を全般的に学ぶ。黒板での講義なのでノートを持参すること。

講義日程は、6/16 より毎週水、木の1限目に予定している。

(6/16, 6/22, 6/23, 6/29, 6/30, 7/6, 7/7)

達成目標:

一般的な物性物理学の教科書の内容が理解できるようになること

評価基準と評価方法:

出席とレポートで評価する。毎回基本となるレポートを出題し、次回講義までに提出してもらう。

履修条件:

学部4年次・大学院生

授業計画:

テキスト:

(以下の URL からダウンロードして準備すること)

https://goo.gl/P7PC0Z

(↑ここをクリックしてもうまくいかない場合は上記テキストをコピー&ペーストせよ)

参考書:

オフィスアワー:

平日12:00 〜 13:00(理107室)

メールアドレス:

onuki_at_phys.u-ryukyu.ac.jp   (_at_ を@に変えてください)


2015年度の特別講義

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