担当教員: 竹内徹也 (大阪大学大学院低温センター 助教)
教室: 理114
日程: 2016年11月7日〜11月11日
評価基準と評価方法:
毎回の出席と最後に課されるレポートで評価する。 履修条件:
学部4年次、大学院生
講義概要:
現代の情報化社会を生み出したハイテクノロジー,とりわけラジオ,テレビ,最近ではスマートフォンなどの通信機器やコンピュータなどの電子計算機の実現は,半導体や磁性体などの研究成果が基礎になっている.私たちの健康維持のためにはなくてはならないMRI(核磁気共鳴画像)の実現もしかりである.本講義では,できるだけ具体的な実験や現象例を挙げながら磁性を基礎から学ぶ.特に重要で基本的な実験手段を紹介しながら,それぞれの測定から何がわかるのかについて解説する.またf電子系における結晶場効果について解説し,結晶場モデルに基づく磁化,磁化率,比熱の具体的な計算方法を学ぶ.
授業計画:
担当教員: 白水徹也先生(名古屋大学大学院多元数理科学研究科)
教室: 理複202
日程: 2016年10月31日(月)〜11月2日(水)
評価基準と評価方法:
毎回の出席と最後に課されるレポートで評価する。
履修条件:
学部3、4年次、博士前期課程1、2年次
講義概要:
学部で取得する標準的な一般相対論の講義内容を簡単に復習した後、時空の分解、正エネルギー定理、時空の特異点定理、ブラックホールの面積増大則などについて解説を行う。
授業計画:
事前学習
各自、参考書として挙げた一般相対論の初等的な教科書などを読んでおくことが望ましい。
事後学習
課題レポートを通して、授業内容を復習すること。
担当教員: 椎名亮輔
単位: 2
教室: 理105
授業内容と方法
授業前半では、電子気体からバンド理論まで、一体電子状態に基礎を置く固体物性について学ぶ。後半では、第2量子化による多体波動関数の記述法をベースに、近藤効果や磁性の基礎理論を概観する。
本講義は、(講師が理論屋なので)理論構成に重きを置いたものになりますが、物性物理の研究の最前線では、理論・実験は表裏一体で、実験の解釈には理論的知識が不可欠です。というわけで、実験系の学生さんにも是非受講して欲しいと思ってます。
評価基準と評価方法
出席とレポートで評価する。
履修条件
大学院生。ただし、学部で量子力学と統計力学の基礎を修得していること。
授業計画
以下の順で、各項目に2、3コマずつをあてる予定。ただし、後半の詳細内容については、授業の進行具合を見て判断する。
事前・事後学習
レポートを通して、授業内容を改めて考える。
備考(メッセージ)
・ 直前にテキストを配布予定。
授業日程
8/2(火)3,4限、 8/4(木)2,3,4限、 8/5(金)3,4限、8/16(火)2,3,4限、 8/17(水)2,3,4限、 8/18(木)3,4限
登録期間・場所
平成28年7月14日(木) 〜 7月29(金) 物理系事務室(理学部本館A208室)
担当教員: 大貫惇睦
単位: 1
教室: 理313(予定)
授業内容と方法:
物性物理学は通常、物質の構成、格子振動、金属電子論、半導体と光物性、誘電的性質、超伝導、磁性のような分類でまとめられている。これらの基本的考えをすべて理解した上で、新物質の解明にチャレンジすることが大切である。重い電子系の物理を意識しつつ、物性物理学を全般的に学ぶ。黒板での講義なのでノートを持参すること。
講義日程は、6/16 より毎週水、木の1限目に予定している。
(6/16, 6/22, 6/23, 6/29, 6/30, 7/6, 7/7)
達成目標:
一般的な物性物理学の教科書の内容が理解できるようになること
評価基準と評価方法:
出席とレポートで評価する。毎回基本となるレポートを出題し、次回講義までに提出してもらう。
履修条件:
学部4年次・大学院生
授業計画:
テキスト:
(以下の URL からダウンロードして準備すること)
(↑ここをクリックしてもうまくいかない場合は上記テキストをコピー&ペーストせよ)
参考書:
オフィスアワー:
平日12:00 〜 13:00(理107室)
メールアドレス:
onuki_at_phys.u-ryukyu.ac.jp (_at_ を@に変えてください)